「SEO対策なら我が社におまかせください!」
「LPOでコンバージョン数が伸びます!」
「今こそEFOでコンバージョンの最大化を!」
といったフレーズ、聞いたことありませんか?
―SEOとは、Search Engine Optimizationの略。
これは「検索エンジンへの最適化」という考え方のことを指しています。
実際の施策としては、HTMLの書き方や構造を検索ロボットに理解しやすいようにしたり、
近年ではコンテンツの物量を増やすこと自体もSEO施策の一つとなっています。
―LPOとは、Landing Page Optimizationの略。
これは広告と共にそこからの着地ページの種類や中身に関して、
最適化をはかっていく施策寄りの考え方のことを指しています。
この言葉自体が特別なことなど何もなく、単なる派生用語であると私は考えてます。
―EFOとは、Entry Form Optimizationの略。
その名の通り、入力フォームの最適化という意味であり、
具体的には項目数やデザイン面、さらにはエラーの出し方など仕組み部分に至るまで、
いかに送信完了までの到達率を上げるかを追求するものです。
何れもWebマーケティング最適化三兄弟と言ってもよいくらい大事な施策ですが、
結局は何らかの課題を解決していくための手段の一つでしかありません。
全体の目標を達成するためには、これらの施策は当然ながら全部やるべきであり、
どれが良い悪いということは無く、できる事から順番に粛々と進めることなのです。
冒頭に挙げているようなフレーズを得意気に語るのは結構ですが、
それぞれの言葉や意味をきちんと理解しておきたいのと、
実施するにしても、「木を見て森を見ず」にならないよう気をつけたいですね。